メンチかつから考えるサステナビリティ
tonkatsu.jp 表参道では、今年2月から「幸せのメンチかつ」を大好評販売中です。なぜ「幸せのメンチかつ」なのか? その理由を紹介させていただきます。
幸せな理由① 「幸福×げんき」
「幸福豚」のミンチ肉を使っているからというのは分かりやす過ぎですね。でも幸福豚だけではありません。幸福豚の親でもある「サドルバック」のミンチ肉も使っている、ちょっと贅沢なメンチです。そして「安曇野げんき豚」のミンチ肉。幸福豚にサドルバックに、げんき豚。それぞれ違った特徴を持つ銘柄豚の美味しさを楽しめます。ちなみに、メンチとして少しパンチを出すために、和牛のミンチ肉もブレンドしています。これによってコクを出しています。ソースも、とんかつ用とは別に、メンチ専用で用意していますので、あわせてお楽しみください!
幸せな理由② 「メンチかつで、フードロス削減(パン粉編)」
日本はフードロス大国と言われて久しいですが、実は「食べ残し」が多いからだけではないのです。本当にざっくりお伝えしますと、日本のフードロスにおいて、家計での食べ残しやフードロスはわずか1/3。残りの2/3は「食品産業」や「小売り」「外食産業」でのフードロスなのです。つまり「売れ残り」や「製造過程での廃棄」です。日本は美味しいものを求めようとする余り、本来は食べることができるものもロスとなってしまっているのです。
我々も大きなことを言えないのですが、とんかつでいうと例えば「パン粉」もフードロスを生じています。ふわふわな美味しいパン粉でとんかつを作ろうとすると、実は「パンの耳」もパン粉にしてしまうと、若干食感を損ねてしまうのです。美味しいパン粉になるのは、焼き上げたパンの中の「白くふっくら」したところだけなのです。そうすると、100キロの小麦粉から製品になるのは、なんとわずか40kgしかないのです。実に6割がロスとなってしまうのです。もちろん、その一部はハンバーグなどの「つなぎ」になったり、家畜の飼料などにもなるのですが、大部分はロスとなってしまっているのが実情なのです。
パン粉の耳も一緒にして、挽いたパン粉を「丸挽きパン粉」と言います。我々の「幸せのメンチかつ」では、この丸挽きパン粉を利用しています。本当は「とんかつ」でも丸挽きパン粉を使いたいのですが、美味しさとのバランスに模索中です。この先将来的には、日本はもとより世界で「美味しさよりも地球に優しい食べ物を」と言った声が大きくなってくれば、業界全体でも動きが変わってくるのかもしれません。しかし、とかく日本はこういった動きに乗るのは遅く、そして苦手な国民性なのかもしれません。我々もできることから少しずつ、実行に移していきたいと考えています。
幸せな理由③ 「メンチかつで、フードロス削減(お肉編)」
ミンチ肉を積極的に使うこともフードロス削減につながります。豚肉と言っても、その需要に大きな差があるのです。「ひれ」や「ロース」はとんかつ屋さんを中心に引っ張りだこです。「肩ロース」は生姜焼き、「バラ」はしゃぶしゃぶなどに使われるのに対して、「ウデ」や「スネ」といった部位はどうしてもロスしやすいのです。味がしっかりしているのに、筋張っているからなのでしょう。そういう意味でも「ウデ」や「スネ」を利用した「メンチかつ」は地球の幸せに貢献できます。
最近では「肉食だけでもギルティ」のようなことが言われますが、これに関してはまたの機会で。
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