6月末の早い梅雨明けから、夏本番の猛暑つづきで早くも夏バテ気味という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそも、夏バテとは「食事により体内に摂り込んだ糖質が、エネルギーに変えられていない」状態を指します。つまり「どれだけご飯もモリモリ食べても疲れが取れない」、そんな状況です。それを正常な状態に戻してくれる栄養素がビタミンB1なのです。
豚肉には、健康に欠かせないタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれていますが、その中でもビタミンB1、亜鉛など疲労回復に効果のある成分が特に多く含まれています。
夏バテ気味の方が、ビタミンB1をとることで、エネルギーの代謝が促され、元気モリモリになれるわけです。そしてその含有量。実はウナギよりも多いほど、鶏肉と比較するとなんと10倍も多いのです!
文部科学省の食品成分データベースによると、実は豚肉の中でも「ひれ」に含まれるビタミンB1の量は、「ロース」よりもかなり多いのです。つまり、赤身ほどその効果が大きいということが分かります。
暑い夏を乗り切るには、「ひれかつ」を食すべし! ということになるのですね。
まだまだ始まったばかりですが、暑い夏をアゲアゲで乗り切ってみてはいかがでしょうか。